お知らせ Information

徳島御室派青年教師会・令和6年秋季研修会

11月29日金曜日
徳島御室派青年教師会・令和6年秋季研修会の講師としてお呼びいただきました。
お寺を出発する際『四国に赴くことになったのは弘法大師さんに呼ばれた気がする』と母に話したところ『宗派を越えて助け合ってゆくようにとおっしゃっているのかもしれないね』と答えてくれました。
昨年の善通寺に引き続き、海を渡ります。
今回は『二十一世紀の興法利生~衆僧和合を目指して~』という演題です。
内容は『お寺の興隆、複数寺院と一体の興隆、SNSを使った発信、歴史的・場所的文脈のアレンジ、自坊・ご本尊としっかり向き合う』ことを中心に100分ほどお話をさせていただきました。
ご参加いただいた方々と意見交換をさせていただくことで、新たなアイデアが浮かばれたり、私自身も刺激を受けることができました。
今まで通りのやり方でいつまでやっていけるのか、先が見通せない時代を迎えておりますので、これを機会に皆で世の中に当たってゆけることを望んでおります。
外様で密教学院に入学させていただきましたので、寮監からは『南都に重元在りと言われるようになってくれよ!』と事あるごとに言われましたが、ちょっとはそうなれたのかなと思いますし、いつかは恩返しができればと思っていましたので、よい機会をいただけたことを大変ありがたく思っています。
弘法大師様、徳島御室派青年教師会様、ご縁を賜りありがとうございました。